【2月28日 AFP】男子ゴルフのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が、サッカーイングランド代表のウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)とのボクシングでの賭けに勝利した。

 27日に英マンチェスター(Manchester)でボクシング、WBA・IBFスーパーバンタム級王座統一戦が行われ、北アイルランド出身のカール・フランプトン(Carl Frampton)が、地元マンチェスター出身のスコット・クィッグ(Scott Quigg)を判定の末2-1(116-112、116-112、113-115)で下し、統一王者となった。

 超満員の2万人が訪れた一戦を前に、ツイッター(Twitter)上ではマキロイとルーニーがたわいもない争いを始めていた。

 26日にルーニーは、「どっちもトップボクサーの友人だけど、オレはクィッグを推す。負けたら、今度君(マキロイ)がマンチェスターに来たときにおごるっていうのはどうだい?」と挑戦状をたたきつけた。

 これに対しマキロイは「ウェイン、君はレジェンドだけど、フランプトンがいただくよ!」と応じた。

 フランプトンの勝利が決まるやいなや、メジャー大会通算4勝を誇るマキロイは勝利を高らかに宣言した。

「イエス!フランプトンおめでとう!厳しい試合を戦った。財布を用意しておいてよウェイン」

 マキロイとルーニーはともにこの試合を観戦するための十分な時間を持ち合わせていた。

 マキロイは米フロリダ(Florida)州で開催中のザ・ホンダ・クラシック(The Honda Classic 2016)で予選落ちを喫し、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するルーニーは膝の負傷により戦列を離れている。(c)AFP