【2月25日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)幹部の会合で、新シーズンの予選フォーマット変更についての話し合いが行われ、満場一致で合意に至ったことが分かった。

 新シーズンは、来月のオーストラリアGP(Australian Grand Prix 2016)で本格的に幕を開けることになっており、過去2年間、メルセデスAMG(Mercedes AMG)がレースを席巻してきた状況を受け、予選の新フォーマットは、より面白味が増すノックアウト方式になるという。

 3回に分けて行われる予選の新方式では、予選1回目(Q1)で16分間のセッションを行い、開始7分後には、最も遅いドライバーが脱落(ノックアウト)になる。それから90秒ごとに、その時点で最下位にいるドライバーが脱落し、15人がQ2に進出する。

 15分間のQ2でも同じような方法で、開始6分後から、最も遅いタイムのドライバーが順々にふるい落とされる。Q3は14分間で、開始5分後から、同様に最も遅いドライバーが脱落していき、最後に残った2人によるタイムアタックで、ポールポジションが決定する。

 総合2連覇を達成しているメルセデスAMGのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)や、ウィリアムズ(Williams)の技術担当を務めるパット・シモンズ(Pat Symonds)氏は、ノックアウト方式の採用にどちらかといえば否定的な見解を示しているものの、マクラーレン(McLaren)のエリック・ブーリエ(Eric Boullier)レーシングディレクターは、そこまで過敏に反応していない。

「ドライバーとチームを含め、全員のプレッシャーが増す」

「準備を周到にしなければならないのは確か。自由に走らせて、間違ったタイミングでラップタイムを刻ませることはできない。柔軟性はなくなる」

 この変更は、来月4日に行われる世界モータースポーツ評議会(WMSC)の会合を経て、正式に承認される必要がある。

 ストラテジーグループとF1委員会による会合は23日、スイス・ジュネーブ(Geneva)で行われたが、来季からマシンの速度を上げるなど、より技術的な変更点に関する話し合いがメーンになるとみられていた。

 しかし、これらの規制に関する変更は、4月30日まで決定を先延ばしすることで決着した。(c)AFP