【2月24日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は23日、決勝トーナメント1回戦の第1戦が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)の2得点でアーセナル(Arsenal)に2-0と先勝した。

 メッシがアーセナルを魔法にかけた。今週、メッシ、ルイス・スアレス(Luis Suarez)、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の3人の夢のようなプレーを引き出すには、「アブラカダブラ」と唱えるだけでいいと冗談を飛ばしていたルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督だが、この日、その呪文に応えたのはメッシだった。

 メッシの後半の2得点で、アーセナルの厚い守りをこじ開けたバルセロナは、敵地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)から勝利を持ち帰ることに成功し、準々決勝進出へ大きく前進している。

 スペイン1部リーグでも首位に立ち、チャンピオンズリーグでは6度目の優勝を狙うバルセロナは、これで公式戦33戦無敗。直近の15試合では14勝と驚異的な記録を残している。

 エンリケ監督は、「今日は開始直後からすべてが良かった。得点の仕方も良かったし、ボールも多く持てた。相手は全員が自陣に引いて守ってきたが、それでもなんとか崩すことができた」とコメントした。

 一方、メッシの魔法に圧倒されたアーセナルは、これで6季連続となるベスト16敗退が濃厚となった。来月16日に敵地カンプ・ノウ(Camp Nou)で行われる第2戦に勝利し、逆転突破を果たすのは、奇跡に近い芸当になる。

 チームを率いるアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督も、「バルセロナは偉大なチーム。悔いが残るのは、こちらの思い通りに試合が進んでいたところでゴールを与えてしまったことだ。現実的にみれば、(準々決勝進出は)非常に非常に難しい。不可能ではないにしてもね」と嘆いた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS