【2月23日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は22日、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影した英ロンドン(London)付近の夜景を公開した。

 商業中心地に向かうにつれて増していく光の濃度と、黄色から白へと変わる色の変化が特徴的だ。シティ・オブ・ロンドン(City of London)として知られる中心部には、何世紀も前からテムズ川(River Thames)が蛇行している。写真に黒く写るテムズ川は西から東へと街を貫き、次第に川幅を広げながら海に向かって流れている。架かっている橋の中で最も明るいのがタワーブリッジ(Tower Bridge)だ。

 多くの公園があることで有名な同市の広大な緑地は黒く写し出されている。中でも最大級の広さとトップクラスの知名度を誇るのが、ウエスト・エンド(West End)地区にあるハイド・パーク(Hyde Park)だ。他の黒く写し出されている場所には大学のキャンパスや墓地、ゴルフ場などがある。

 また、最も有名な「ホワイトホール(Whitehall)」や国会議事堂として使用されているウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)などがある官庁街は、最も明るい区域のすぐ外側に位置している。(c)AFP