【2月23日 AFP】インド自動車大手タタ・モーターズ(Tata Motors)は22日、当初「ジカ(Zica)」と名付けていた新型ハッチバック車を「ティアゴ(Tiago)」に改名すると発表した。

 同社は今月初め、中南米で感染が拡大しているジカ(Zika)ウイルスと発音が似た新型車の名称を変更すると述べていた。

 同社はツイッターで「#FantasticoNameHunt(素晴らしい名前を探して)と題するツイッター(Twitter)のハッシュタグで盛り上がったあと、私たちは新名称『ティアゴ』を発表できることを誇りに思う」と述べた。同社によると、新名称募集のキャンペーンには、3万7000件以上の応募があったという。

 インドのPTI通信は、タタ・モーターズの声明を引用し、「ティアゴ」は3月末に発売される予定だと伝えている。

 タタは、スペインのサッカーチーム、FCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)選手を宣伝に起用し、「小回りが効く車」という意味の英語「Zippy Car(ジッピー・カー)」から名付けた小型自動車を大々的に宣伝していた。(c)AFP