【2月23日 AFP】国際陸上競技連盟(IAAF)の倫理委員会は22日、反ドーピングの規定に抵触した可能性があるとして、ケニア陸連(AK)のイサック・ムワンギ(Isaac Mwangi)最高経営責任者(CEO)に暫定的な職務停止処分を科した。ムワンギ氏は、ケニア陸連とIAAFの活動を180日間禁じられる。

 ムワンギ氏には「ケニアの反ドーピング管理プロセスを覆す可能性がある」行動を取った疑いがかかっており、IAAFは「陸上界の高潔さを守るため」に必要な処分だとしている。

「結果が出るまで、ムワンギ氏は推定無罪となるものの、調査の内容いかんでは、さらなる処分が下される可能性もある」

 ケニアはロシアと並び、昨年末から陸上界を揺るがすドーピングスキャンダルの渦中にある。(c)AFP