【2月25日 MODE PRESS】大手スポーツブランド「プーマ(Puma)」は、モデルのカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)を新キャンペーンの広告塔に起用したことを明らかにした。

 プーマのアダム・ペトリック(Adam Petrick)グローバルディレクターは、ゴシップサイトの「ジャスト・ジャレッド(Just Jared)」に対し、「カイリー・ジェンナーと組むのは事実だ。発表できてうれしいし、わくわくしている。カイリーは4月から始まるウイメンズの春夏トレーニングキャンペーンに登場する」と明かした。

 プーマが報酬100万ドル(約1億1200万円)でカイリーとアンバサダー契約を結んだことが伝わると、激怒したのは義理の兄に当たるラップ歌手のカニエ・ウエスト(Kanye West)だった。

 というのも、カニエは「アディダス オリジナルス(Adidas Originals)」とコラボレーションし、「イージー・ブースト(Yeezy Boost)」コレクションを発表していたからだ。カニエはツイッター(Twitter)で「カイリーのプーマなんて1000%あり得ない。俺のファミリーだぞ!カイリーは1000%イージーのチームだ!!!」と投稿。プーマが家族を分裂させようとしていると非難した。

 しかし、カイリーは秘密裏に契約を進めていたようだ。カニエはその後、「カイリーは既に契約していた。しばらく腹が立って仕方なかったが、今はカイリーのために本当に喜んでいる」と語っている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS