【2月14日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のルイス・スアレス(Luis Suarez)は、イングランド・プレミアリーグへの復帰は古巣リバプール(Liverpool FC)への復帰以外はないと語った。

 13日付の英紙デーリー・メール(Daily Mail)でスアレスは、「もっと長くここ(FCバルセロナ)にとどまりたいと思っている。必ずしもそうならないということは分かっている。もしプレミアリーグに戻ることになったら、リバプールだけにしか行かない」と語った。

「他のチームには行かないね。お金のために移籍するわけじゃない。欧州で選手として成長させてくれたアヤックス(Ajax)でもまたプレーしたい」

 29歳のスアレスは3年半を過ごしたリバプールで82得点を挙げるなど、チームをリーグ優勝争いに貢献し、2014年にFCバルセロナに移籍した。

 スアレスはFCバルセロナでリオネル・メッシ(Lionel Messi)やネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)と素早く馴染み、移籍1年目でリーグ戦、スペイン国王杯(Copa del Rey 2014-15)、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)の3冠を達成した。

 今シーズンのFCバルセロナは、リーグ戦で消化試合が1試合少ないながらも2位に勝ち点3差をつけて首位に立っている。それでもスアレスは、レスター・シティ(Leicester City)が首位に立っていることがその本質を具現化している、プレミアリーグの争いの激しさが恋しいと明かした。

「プレミアリーグでは何が起こるか全然予想がつかない。各チームの力が拮抗している。ここ(スペイン)では3、4チームをのぞいて、小さなチームとは実力差がある」

「決して軽視しているわけじゃない。とはいえ、記者が『今日のバルセロナは何点取れるか見てみよう』と言ったりする試合もある」

「プレミアリーグでは何が起こるか分からない。そういったことがないのは、寂しいね」

(c)AFP