オニール氏とアイバーソン氏、バスケット殿堂入りの最終候補に選出
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【2月13日 AFP】バスケットボール殿堂(Basketball Hall of Fame)は12日、カナダのトロント(Toronto)で2016年の殿堂入り最終候補14人を発表し、NBAファイナルを4度制しているシャキール・オニール(Shaquille O'Neal)氏やアレン・アイバーソン(Allen Iverson)氏らが名を連ねた。
北米審査委員会と女子審査委員会による今回の選出では、「シャック(Shaq)」の愛称で知られるオニール氏とアイバーソン氏を含め、6人と1チームが資格取得1年目で最終候補入りを果たした。すべての最終候補者は4月4日に米ヒューストン(Houston)で発表され、殿堂入り式典は9月にマサチューセッツ(Massachusetts)州のスプリングフィールド(Springfield)で行われる。
今年初めて資格を取得した中国の姚明(Yao Ming、ヤオ・ミン)氏の殿堂入りは、国際部門の選定委員会に委ねられることになり、4月の発表で結果が判明する。
最終候補が殿堂入りを果たすためには、計24人で構成される委員会メンバーのうち最低18人から支持を得る必要がある。
オールスター(NBA All-Star Game)選出15回のオニール氏、同出場9回のアイバーソン氏のほか、27年のベテラン審判員を筆頭に大学バスケットチームのコーチ数人が資格取得1年目で最終候補に選ばれた。
また、オールスター選出3回のケビン・ジョンソン(Kevin Johnson)氏もほかの大学バスケの名将らと同様に再び最終候補に残り、今回の殿堂入りを目指している。
NBAファイナルで計3度の最優秀選手(MVP)に輝いたオニール氏は、通算19年の現役生活で一試合平均23.7得点、10.9リバウンド、2.3ブロックを記録。フィールドゴール(FG)では計10シーズンにわたり最も高い成功率を挙げ、通算得点でもリーグ歴代7位につけている。さらに、1996年のアトランタ五輪では米国代表としてチームの金メダル獲得に貢献した。
一方、アイバーソン氏はNBAで通算14年間を過ごし、一試合平均26.7得点、6.2アシストを記録。フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)時代の2000-01シーズンには年間最優秀選手に選出された。セブンティシクサーズは同シーズンにNBAファイナルに進出したものの、オニール氏を擁するロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に敗れている。(c)AFP