【2月9日 AFP】英メディアは8日、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)がサポーター約1万人からの厳しい抗議行動に衝撃を受け、チケットの値上げを見直す考えだと報じた。

 オーナー会社フェンウェイ・スポーツ・グループ(Fenway Sports GroupFSG)は、観客の抗議を受けた6日の試合後と、7日に緊急会合を開いたと報じられている。一方、ファンはチェルシー(Chelsea)戦やマンチェスター・シティ(Manchester City)戦など、今後の重要な試合でも抗議行動に出る構えをみせている。

 6日のサンダーランド(Sunderland AFC)戦では、リバプールが本拠地アンフィールド(Anfield)のメーンスタンド改修後に販売されるチケットの最高価格を77ポンド(約1万3000円)に設定したことに抗議し、観客が後半32分(前後半を通じると77分)に退席した。

 大勢のファンが「欲張り野郎め、もうたくさんだ」と叫びながら席を立ち、スタジアムを後にした姿は、FSGの幹部らに衝撃を与えた。

 英メディアは、理事会での話し合いが今週も続くと伝えている。リバプール経営陣は、新しいメーンスタンドの約3分の2では、チケット代が据え置かれるか下がると主張しているものの、料金の見直しは可能とみられる。

 チケット料金の緩やかな高騰が、英国ファンの不満を増大させていることにリバプールが大きな衝撃を受けている一方で、プレミアリーグの収益は急上昇をみせており、特に2016年から2019年までのテレビ放映権料は、前契約から70%増の51億4000万ポンド(約8540億円)に達している。(c)AFP