成績不振のニックス、フィッシャーHCを解任
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【2月9日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)で成績不振が続くニューヨーク・ニックス(New York Knicks)は8日、デレック・フィッシャー(Derek Fisher)ヘッドコーチ(HC)を解任し、カート・ランビス(Kurt Rambis)アシスタントコーチを暫定指揮官に昇格させて、低迷からの脱却を図ることを明らかにした。
チームの公式ウェブサイトで今回の人事が発表された数時間後、フィル・ジャクソン(Phil Jackson)球団社長は「チームが方向転換して前進するため、変革を行う時期が来た」と語った。
指揮官としての経験が不足しているにもかかわらず、2014-15シーズン開幕に際し、ジャクソン氏から直々に招へいされたフィッシャー氏だが、本拠地マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で行われたデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)戦で、チームが96-101の敗戦を喫した翌日に、解任を言い渡された。ニックスは、今季最長の5連敗を喫し、ここ10試合では9敗目を記録していた。
フィッシャー氏は7日夜に、「われわれには、確実な安定感が足りない」とし、「目の前の試合に勝てるチャンスはあっても、勝てていないのが現実だ」とコメントしていた。
一方、これで満足はしていないと話すジャクソン社長は、「責任の一端は選手たちにある。選手15人より指揮官1人をクビにするほうが簡単だが、残念ながら常にコーチに非があるとは限らない」と強調した。
「われわれが望むように選手たちのプレーを改善する方法はある。チームに対しては日々の競争力を期待している」
フィッシャー氏は、ニックスがスティーブ・カー(Steve Kerr)氏の招へいに失敗した後、2014年6月10日に同チームの指揮官となった。一方、カー氏はゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のHCに就任して、昨季はNBAファイナルを制した。
フィッシャー氏は、通算40勝96敗の成績を残してニックスを去ることになった。チームは、2014-15シーズンの17勝65敗からは大幅に改善されたものの、最近ではイースタンカンファレンス12位に低迷しており、8位チームから5ゲーム差をつけられて、プレーオフ進出は厳しい状況に立たされている。
フィッシャー氏は声明で、「(オーナーの)ジェームズ・ドーラン(James Dolan)氏、フィル・ジャクソン氏、(GMの)スティーブ・ミルズ(Steve Mills)氏、そしてニューヨーク・ニックスに対し、この素晴らしい機会を与えてくれたことに心から感謝したい」とコメントした。
「また、スタッフ、選手、そしてファンの愛情と支援にもお礼を言いたい。才能豊かで強い個性を持つこのチームならば、必ず成功すると確信している」
(c)AFP