【2月8日 AFP】15-16スペイン1部リーグは7日、第23節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は2-0でレバンテ(Levante)に勝利し、チーム記録に並ぶ公式戦28戦無敗を達成した。

 ルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督の就任100戦目となったこの試合で、バルセロナは本調子には程遠かったものの、前半21分にダビド・ナバッロ(David Navarro)のオウンゴールで先制すると、後半ロスタイムにはルイス・スアレス(Luis Suarez)が追加点を決めて公式戦10連勝を飾った。

 昨季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)覇者であるバルセロナは、ディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督が率いるアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と勝ち点3差の首位を守っている。

 ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)元監督が指揮を執っていた2010-11シーズンに並ぶ28戦無敗を記録したバルセロナは、欧州チャンピオンズリーグ、リーグ戦、そしてスペイン国王杯(Copa del Rey)を制した昨季に続く3冠達成を目指している。

 エンリケ監督は、「数字よりも、私の興味はチームが掲げる目標を達成することにある。そこに到達できるのは、シーズン最後のみだ」とすると、「今はすべてのタイトルに向けて好位置につけているが、まだ先は長い」と語った。(c)AFP