【2月5日 AFP】2015-16スキージャンプW杯は4日、ノルウェーのオスロ(Oslo)で女子個人第10戦が行われ、高梨沙羅(Sara Takanashi)は合計305.8点で優勝し、今季9勝目を挙げた。

 19歳の高梨はこれでW杯通算39勝目を飾り、3度目の総合タイトル獲得に向けて大きく近づいた。

 ホルメンコーレン(Holmenkollen)にある名高いジャンプ台で、137.5メートルと136メートルの大飛行を記録した高梨に続き、2位には285.1点でマレン・ルンビー(Maren Lundby、ノルウェー)、3位には254.7点でイリーナ・アブバクモワ(Irina Avvakumova、ロシア)が入った。

 残り9戦となっている今季の総合争いでは、高梨が980点で首位を守り、2位には331点差の649点でダニエラ・イラシュコ・シュトルツ(Daniela Iraschko-Stolz、オーストリア)、3位には448点でマヤ・ブティッチ(Maja Vtic、スロベニア)が続いている。(c)AFP