【2月2日 AFP】ドイツ北部の海岸でマッコウクジラ8頭が打ち上げられ、死んでいるのが見つかった。当局が1日、明らかにした。数週間前にも計12頭のクジラが北海(North Sea)沿岸各地に打ち上げられていた。

 ドイツ・フリードリヒスコーク(Friedrichskoog)近くの海岸で見つかった8頭はいずれも若い雄。3週間前に北海沿岸各地に打ち上げられたクジラと同程度の年齢とみられる。

 北部シュレスウィヒ・ホルシュタイン(Schleswig-Holstein)州の環境当局によると、8頭はワッデン海国立公園(Wadden Sea National Park)の立入禁止区域内の干潟で、互いに寄り添うように横たわっていた。

 1990年代以降、計82頭のマッコウクジラがドイツ、デンマーク、オランダのワッデン海(Wadden Sea)沿岸に打ち上げられている。(c)AFP