【1月29日 AFP】サッカーイングランド代表で左サイドバックとして活躍し、現在53歳となるスチュアート・ピアース(Stuart Pearce)が、「イングランド最悪」とやゆされるノンリーグのチームで現役復帰を果たそうとしている。

 ピアースが加入したのは、イングランド南西部のグロスターシャー・ノーザン・シニアリーグ2部に所属するロングフォードAFC(Longford AFC)。チームはここまでリーグ戦19戦19敗、得失点差マイナス180でリーグ最下位をひた走っている。

 しかしチームは今、ピアースに希望を託し、かつて激しいタックルで鳴らし、「サイコ(Pshyco)」のニックネームを持つピアースが潮目を変えてくれることを期待している。

 ピアースは28日、現役復帰の理由について、「(保険会社の)ダイレクトライン(Direct Line)がダイレクトフィックスというキャンペーンをやっていて、彼らから、イングランド最悪のレッテルを貼られてしまったチームを助けてほしいと言われたんだ。プレーの面と、チームを取り巻く士気の面からね」と話した。

「マンチェスター・シティ(Manchester City)を離れた14年前から、公式戦のピッチには立っていない。だからいったいどうなるのか、自分でもすごく楽しみなんだ。アドレナリンが出たら、なんとかやれると思っている」

 それでもピアースは、自分一人の力でチームが降格を回避できるとは思っていない。

「監督はやけに前向きだ。現在の降格の危機から抜け出せると思っている。ここまでの勝ち点がゼロで、平均失点がおよそ10点なのはわかっているはずなんだが」

「ここ数週間、点差は少しましになってはいるが、それでもまだシーズン平均10失点なんだ。あまり状況がいいとは言えないよ。ただ、下から2番目のチームとはまだ2試合残っていて、そこと勝ち点6差だから、降格は避けられるような気になっているんだろう」

「こんな風に言って夢を壊したくはないが、個人的な意見としては、多分難しい」