4冠狙うPSG、過密日程の変更申請もリーグ側に却下される
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【1月29日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)は、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)のチェルシー(Chelsea)戦に向けた準備を整える時間を削り出すため、フランス・プロサッカーリーグ連盟(LFP)にリーグ戦の日程変更を申請したものの、28日にこれが却下された。
4冠を狙うPSGは、2月16日に行われるチェルシーとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦の3日前に、リール(Lille OSC)と対戦することになっている。
さらにPSGは同7日にライバルのオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)とのリーグ戦、さらに同10日にももう1試合を行うことになっている。
しかしLFPは、「両クラブの願いを尊重して試合を行うことができる日時を、多忙な日程の中から探し出すことはできない」と、日程の調整は不可能だとする声明を発表した。
この日発表された予定によると、PSGとリールの一戦は2月13日午後5時(現地時間)にキックオフとなる。
PSGのローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督は先週、チェルシー戦の準備を整えるために過密日程を緩めるよう訴え、リール戦を2月23日か24日にずらすよう求めていた。
PSGは今月31日にサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)戦、2月3日にロリアン(FC Lorient)戦、同7日に敵地でマルセイユ戦に臨んだ後、同10日にオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)と試合を行う。(c)AFP