【1月27日 AFP】イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)は26日、ACミラン(AC Milan)が保有権を持つステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)が、半年間の期限付きで加入することを発表した。

 エル・シャーラウィは2015年夏、フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)へ期限付き移籍をしていたが、25試合以上に出場した場合は完全移籍で買い取る義務が生じるという契約を結んでいたため、モナコ側は24試合に出場させた時点で買い取りを選択しないことを決断した。

 一方、エル・シャーラウィ加入を歓迎する多くのローマファンにとっては吉報となった。エル・シャーラウィには、優勝争いへ後のない状況にあるチームに、新たな活力を注入することが期待されている。

 ローマは「ステファン・エル・シャーラウィがACミランから期限付きで加入した」と声明を発表。「期間は2016年6月30日までで、費用は140万ユーロ(約1億8000万円)になる。契約には買い取りのオプションが付いており、2016-17シーズン開始までに1300万ユーロ(約16億7000万円)での完全移籍を検討する」

 ローマは同日、ジェルヴィーニョ(Gervinho)を中国スーパーリーグ(1部)の河北華夏幸福(Hebei China Fortune)へ放出したため、ルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督は、エル・シャーラウィをジェルヴィーニョのポジションにそのまま当てはめ、先発で起用するものとみられる。

 エル・シャーラウィはクラブ公式チャンネルの「ローマTV(Roma TV)」で、「ローマに来たのは自分の力を披露するためだ。自分自身に、監督に、そしてイタリアサッカー全体にね」と語った。

「クラブが示してくれた信頼に応えたいし、出場したら全力を尽くして、ここで大きなことを成し遂げたい」

 ローマは現在リーグ5位で、首位ナポリ(SSC Napoli)とは勝ち点12差がついている。次節は30日、同じラツィオ州のライバル、フロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)を本拠地に迎える。(c)AFP