【1月26日 AFP】ラグビーウェールズ代表のウォーレン・ガトランド(Warren Gatland)ヘッドコーチ(HC)は25日、11月のテストマッチで日本と対戦することを明らかにした。両チームが英カーディフ(Cardiff)で対戦するのは、2007年のW杯フランス大会以来となる。

 秋のテストマッチとして行われる「アンダー・アーマー・シリーズ(Under Armour Series)」では、ウェールズをはじめオーストラリア、アルゼンチン、南アフリカが参戦予定で、日本はそこに加わることになった。

 ウェールズ対日本の試合は、11月19日にプリンシパリティ・スタジアム(Principality Stadium)で行われる予定となっている。

 ガトランドHCは、「アンダー・アーマー・シリーズでは、世界の強豪チームに対するわれわれの実力が試される。2016年は日本が参戦することになり、プリンシパリティ・スタジアムには11月、世界トップ10のうち4チームが集結することになった」とコメントした。

 昨年9月に行われたW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)の南アフリカ戦で、日本は34-32の大逆転勝利を収めて史上最大の番狂わせを演出。しかし、その後のサモア戦と米国戦で勝利を挙げながら、決勝トーナメント進出は果たせなかった。

 W杯で指揮を執ったエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)氏は、昨年11月にイングランド代表HCに就任して、チームを離れたが、日本代表はワールドラグビー(World Rugby)のランキングでトップ10に入っている。

 カーディフで行われたウェールズとの過去4回のテストマッチで、日本はいずれも50点以上奪われており、最後に訪れていた2007年のW杯では18-72の大敗を喫している。

 しかし、2013年に東京で行われた直近のテストマッチでは、日本が23-8でウェールズに初勝利を収めている。(c)AFP