【1月25日 AFP】利益拡大と成長見通しの改善に苦心している米短文投稿サイト、ツイッター(Twitter)のジャック・ドーシー(Jack Dorsey)最高経営責任者(CEO)は25日、経営陣の大幅刷新を進めていることを認めた。

 ツイッターの経営陣刷新について、米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)と米ITニュースサイト「Re/code」が最初に報じると、25日早朝になってドーシーCEOは幹部数人が退陣する旨を自らのツイッター・アカウントにツイートした。

 退陣するのは、エンジニアリング部門トップのアレックス・ロエッター(Alex Roetter)氏とプロダクト部門トップのケビン・ウェール(Kevin Weil)氏、メディア部門トップのケイティ・スタントン(Katie Stanton)氏、人事担当副社長のスキップ・シッパー(Skip Schipper)氏。

 WSJの報道によると、ツイッター社は今週にも新たに2人の取締役を迎える予定で、そのうち少なくとも1人はメディア業界の幹部経験者級の人物だという。同紙によれば、ドーシー氏は昨年、CEOとして復帰する際の条件としてツイッター社側に、取締役全員の入れ替えを提示していた。取締役には、ドーシー氏と共に同社を創業し、個人大株主の一人であるエバン・ウィリアムズ(Evan Williams)氏も含まれている。(c)AFP/Sophie ESTIENNE