【1月25日 AFP】2016年の世界ラリー選手権(WRC 2016)開幕戦、ラリー・モンテカルロ(Rallye Monte-Carlo 2016)は24日、最終ステージが行われ、フォルクスワーゲン(Volkswagen)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が優勝した。

 昨季総合3連覇を果たしたオジェは、同じくフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセン(Andreas Mikkelsen、ノルウェー)を約2分差の2位、ヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neville、ベルギー)を3位に抑え、大会通算4勝目を挙げた。

 インターナショナル・ラリー・チャレンジ(International Rally ChallengeIRC)参戦時代の2009年に大会を制しているオジェは、シーズンを占う開幕戦で3年連続優勝を果たしている。

 オジェがWRCで通算33勝を記録した一方で、同じくフォルクスワーゲンのヤリマティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala、フィンランド)は、前日のレースで観客をひく事故を引き起こしたとして、1ラウンド出場停止処分が科された。(c)AFP