【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)は23日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第13シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)が6-2、6-3、6-4で第21シードのヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki、セルビア)を下し、4回戦進出を決めた。

 22日にカナダ西部サスカチワン(Saskatchewan)州の高校で発生し、4人が死亡した発砲事件に心を痛めたラオニッチは、第3セットでブレークされたものの闘志あふれるプレーで盛り返し、1時間46分で勝利を収めた。

 試合後、ラオニッチはこの勝利を事件の起きたサスカチワンのコミュニティーにささげ、涙を流しかけた。

 コート上のインタビューでラオニッチは「少し時間を取って、被害を受けたコミュニティーや家族、生徒、学校へ思いを巡らせ、幸運を祈りたい。今日の勝利は、サスカチワンのコミュニティー、そしてその素早い回復のためにささげる。カナダ全土、そして全世界があなたたちの側にいると確信している」と語り、足早にコートを後にした。

 ラオニッチは4回戦で、第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)と対戦する。(c)AFP