【1月23日 AFP】マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が若かりしころに思い描いていた未来では、今ごろ現役を引退し、子どもをもうけているはずだった――。しかし、彼女の人生はその方向に進んでいない。

 その代わり、四大大会(グランドスラム)で5つのタイトルを獲得して賞金を稼ぎ、米経済誌「フォーブス(Forbes)」では世界のスポーツ選手長者番付で上位に名を連ねている。

 全豪オープンテニス (Australian Open Tennis Tournament 2016)で4回戦に進出した28歳のシャラポワは、これまでの自分の人生について何も後悔していないと明かし、「正直にいうと、この年齢までプレーしているとは思わなかった」と語った。

「私が生まれたとき、母はとても若かったの。20歳で子どもがいるとは思っていなかったけれど、今頃は数人いてもおかしくなかった」

「家族がそうだったから、私も若いころはそう思い描いていた。家族の歴史って似てくるものでしょう」

 シャラポワの私生活は謎に包まれているが、最近まで同じテニス選手のグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と恋人関係にあった。