【1月21日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby)王者のハイランダーズ(Highlanders)は21日、チームを率いるジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)監督が、シーズン終了後に日本代表のヘッドコーチ(HC)に就任することを発表した。

 昨季のスーパーラグビーでハイランダーズを初優勝に導いたジョセフ監督は、昨年のラグビーW杯(Rugby World Cup 2015)終了後に日本代表HCを退任し、現在はインランド代表を率いるエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)氏の後任を務める。

 現在46歳のジェセフ氏は、現役時代にオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)とブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)でプレーし、1999年のW杯には日本代表として出場した。また、日本リーグでもプレーした経歴を持ち、日本語も話せるという。

 2011年からハイランダーズを率いていたジョセフ監督は、2015年シーズンに躍進を果たしたチームを離れる決断を下すのは難しかったと明かしながらも、代表チームの指揮を執るという魅力があまりにも強かったと語っている。

「日本での数年間は私にとってチャレンジになるし、今後も前進していくために必要なことだ」

「国際ラグビーとスーパーラグビーでは、指導するレベルがまったく違うので、私は新しい挑戦に取り組みたいと考えている」

 ジョセフ監督は、スーパーラグビーのシーズン終了後までハイランダーズで指揮を執ったあと、日本代表での仕事に着手する。(c)AFP