【1月19日 AFP】元ラグビーニュージーランド代表のネイサン・メイジャー(Nathan Mauger)氏とフィロ・ティアティア(Filo Tiatia)氏は19日、今年から世界最高峰のスーパーラグビー(Super Rugby)に参戦する、サンウルブズ(Sunwolves)のコーチに就任すると明かした。

 元オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のマーク・ハメット(Mark Hammett)ヘッドコーチ(HC)の下、メイジャー氏はバックス陣、ティアティア氏はFW陣の指導に当たる。

 日本への出発を前にメイジャー氏は、「最初の段階で最も重要なのは、サンウルブズの選手にシステムと組織を教え込むこと、そしてそれを理解させることだ」と語った。

「自分の指導者としてのキャリアにとって、エキサイティングな足掛かりだ。大会の拡大は新たに参加するチームや国にとって役立つだろう。2019年のラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)に向けた強化に関われることを楽しみにしている」

 メイジャー氏はニュージーランド代表としてテストマッチの出場はないものの、遠征で2試合を戦った経験を持ち、兄弟には45試合のテストマッチ出場を誇るアーロン・メイジャー(Aaron Mauger)氏がいる。

 一方、2001年にトンガ代表戦とイタリア代表戦で代表キャップを獲得しているティアティア氏は、フェイスブック(Facebook)を通じ、同国のウェリントン(Wellington)にある学校の役職を辞し、サンウルブズのコーチに就任することを表明している。

 デビュー戦まで6週間を切っているなか、サンウルブズはライバルチームから数週間の後れを取っている。多くのチームはコーチングスタッフを決定して、クリスマスよりも前にプレシーズンの練習に臨んでいる。

 サンウルブズの初戦は、2月27日に東京で行われる南アフリカのライオンズ(Lions)戦となっている。(c)AFP