【1月17日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)でプレーするセンターのヨアキム・ノア(Joakim Noah)が、脱臼した左肩の手術を受けるため、4~6か月の離脱を強いられるという。16日、チームが発表した。

 この結果、ノアはプレーオフ開幕までに戦列に復帰することが難しい状況となっている。

 ノアは、15日に77-83で敗れたダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)戦で、ジャベール・マクギー(JaVale McGee)と交錯した際に肩を痛めた。コートを後にしたノアは、16日のMRI検査でけがの具合を確認したという。

 今季はリザーブ起用のノアだが、1試合平均では約22分出場し、4.3得点、8.8リバウンドを記録していた。

 ノアの肩を固定するためのリハビリプログラムについては、詳細が明かされていないものの、完治するけがだという。

 元ブルズのスコッティ・ピペン(Scottie Pippen)氏は、ツイッター(Twitter)上で「ヨアキム・ノア(@JoakimNoah)にとっては、つらいニュースだ」とコメントした。

「それでも闘志を燃やし、自分がいるべき場所に戻るため、決意を持って取り組むことができる選手がいるとすれば、それはヨー(ノア)だ」

 2007年のNBAドラフトでブルズに加入したノアは、今シーズン終了後にフリーエージェント(FA)になる予定で、もう二度とブルズの試合に出ない可能性もある。

 ノアは、先月にも同じ箇所のけがで9試合を欠場しており、復帰4試合目で再び負傷してしまった。

 現在ブルズは、23勝16敗でイースタンカンファレンスの3位につけており、リーグ全体でも7位に入っている。(c)AFP