【1月13日 AFP】スウェーデン東部ウプサラ(Uppsala)で12日未明、ピザ店に押し入った男が、激怒した店主を恐れて店内のトイレに隠れ、自ら警察に通報して助けを求める騒ぎがあった。同国の警察が明らかにした。

 店舗の近所に住んでいた店主は、店で同日午前3時15分(日本時間同11時15分)ごろに警報が鳴り響いたことから、何者かが店内に侵入したことを知った。店主は地元紙に対し、「シャツとズボンを身に着け、靴を履いて走った」と話している。

 店に到着した店主が侵入者らに立ち向かうと、うち2人が逃げ出し、別の2人は店内に逃げ戻り、店主が入れないようバリケードを築いてドアをふさごうと試みた。そのうちの1人はその後、トイレに立てこもり、自ら警察に通報した。

 警察関係者はAFPに「駆け付けた警察官は、店主の怒りから18歳と19歳の男2人を救い出した後、この2人を逮捕した」と語った。(c)AFP