【1月11日 AFP】15NFLは10日、ナショナル・カンファレンス(NFC)のワイルドカードによるプレーオフ1回戦が行われ、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)が35-18でワシントン・レッドスキンズ(Washington Redskins)を下した。

 パッカーズは敵地フェデックスフィールド(FedExField)で0-11の劣勢をはねのけ、16日に行われるアリゾナ・カーディナルス(Arizona Cardinals)とのカンファレンス準決勝に駒を進めた。

 先月27日に敵地でカーディナルスに8-38と大敗を喫しているパッカーズは、そのリベンジを果たすチャンスを手にした。今日の試合でレッドスキンズを圧倒する今季最高のパフォーマンスをみせたパッカーズは、気持ちを新たにして翌週の試合に臨むことになる。

 レッドスキンズは、プレストン・スミス(Preston Smith)がパッカーズのエンドゾーンでQBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)をサックしてセーフティーで先制すると、フィールドゴールとジョーダン・リード(Jordan Reed)のタッチダウンで追加点を挙げた。

 それでもパッカーズは序盤の緊張感を乗り越え、一挙に17得点を奪い逆転した。

 ロジャースがランドール・コッブ(Randall Cobb)への12ヤードのタッチダウンパスを通すと、パッカーズはさらに、メイソン・クロスビー(Mason Crosby)が43ヤードのフィールドゴールを決めて1点差に追い上げた。

 さらにロジャースは今度はエンドゾーンで待っていたダバンテ・アダムス(Davante Adams)へ逆転となる10ヤードのパスを成功させた。

 レッドスキンズはその後、QBカーク・カズンズ(Kirk Cousins)が自らのランでタッチダウンを決めて逆転したが、このリードも長く続かなかった。しかしながらカズンズはこの日、6度のサックを喫している。

 残り1ヤードのフォースダウンギャンブルに成功したパッカーズは、直後にエディ・レイシー(Eddie Lacy)が30ヤードを駆け上がりレッドスキンズのエンドゾーンの目前に迫ると、最後はジェームス・スタークス(James Starks)が走りこんでタッチダウンを奪い、24-18とした。

 さらに、次の攻撃権でもレイシーとスタークスが距離を稼ぎ、今度はレイシーが力強い突破からタッチダウンを決めてパッカーズはリードを広げ、勝利を収めた。(c)AFP