スコールズ氏、古巣マンUの現状嘆く 「選手はうんざりしている」
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【1月10日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でプレーしたポール・スコールズ(Paul Scholes)氏は9日、同クラブが1-0で辛勝したFAカップ(FA Cup 2015-16)3回戦のシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)戦の解説を務め、選手は「うんざりしている」ように見えると嘆いた。
この日、フットボールリーグ1(3部)のクラブを本拠地に迎えたユナイテッドは、後半ロスタイムに主将のウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)がPKを決めてなんとか勝利をつかんだが、枠内シュートはこのほかにわずか1本しかなかった。
そのため、本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)のファンは選手がシュートを打つだけで皮肉を込めた拍手をする始末で、ルーニーの得点で辛うじて再試合の回避が決まったときには、多くの観客がスタジアムを後にしていた。
BTスポーツ(BT Sport)でこの試合の解説を務めたスコールズ氏は、「選手たちは自分たちにうんざりしているように見える。覇気が感じられない。味方を怒鳴りつける選手もいないし、笑顔もなければ、エンターテインメント性もない」と話した。
「ベンチのルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督も退屈なように見えた。だけどインタビューでは満足していると言うだろう。最高の内容ではなかったと思うのだが」
「本当に(ファン・ハール監督が)満足しているのかって?たぶんそうなんだろう。きっとそれが彼のサッカー観なんだ」
「ここ何週間か、私はずっとチームを擁護しようとしてきたが、それもどんどん難しくなってきている」
ユナイテッドは今季すでにオールド・トラフォードで6回のスコアレスドローを記録しているが、これはスコールズ氏の現役時代にはまず考えられないことだった。イングランド代表とユナイテッドで活躍したスコールズ氏は、いら立ちをにじませながら解説を行っているようだった。
「この6か月、チームはまるで変っていない。これが今のチームの戦い方だし、監督は1-0の勝利に満足している」
「いつ見ても変わり映えのしない試合ばかりだ。監督のコメントも通り一遍。チームに満足している。選手たちのプレーに満足している。そればかりだ」
「だけど、チームは一個もチャンスを作れていない。94分のPKでやっとリーグ1のチームに勝てるような状態だ。私の目からみれば、これでは十分とは言えない」
(c)AFP