【1月8日 AFP】米歌手の故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんがスターダムを駆け上がるまでを描いたドキュメンタリー「Michael Jackson's Journey from Motown to ‘Off the Wall’」が、この冬公開される。監督を務めたのは、アフリカ系米国人の人生を探求する作品が高く評価されている映画監督のスパイク・リー(Spike Lee)氏。ジャクソンさんの後援者らが7日、発表した。

 発表によると、ドキュメンタリーは、「キング・オブ・ポップ」と呼ばれるジャクソンさんの転機となった1979年のアルバムで、今回再発売が決まった「オフ・ザ・ウォール(Off the Wall)」とセットで2月26日に発売される予定だという。

 また、今月24日にはサンダンス映画祭(Sundance Film Festival)でプレミア上映が行われる他、ケーブルテレビ局ショータイム(Showtime)でも後日放送されるという。

 ジャクソンさんは20歳の時に、ソロアーティストとして同アルバムを収録。R&Bとの融合を通じ、ポップ音楽界に新たな時代をもたらした。

 後援者らは発表の中で、「黒人米国人にとって、『オフ・ザ・ウォール』は音楽もエンターテインメントも超越した」と述べている。(c)AFP