【1月7日 AFP】中国北部・陝西(Shaanxi)省の楡林(Yulin)にある炭鉱で6日、落盤事故が発生し、7日までに11人の遺体が発見された。中国メディアが報じた。

 地元当局が運営するニュースポータルサイト「西部網(cnwest.com)」によると、落盤が発生したのは6日午前。坑内の一酸化炭素濃度が高い上、視界不良だったことから救助活動は難航し、7日に入ってから閉じ込められた作業員らの遺体が発見された。落盤の原因は現在調査中だという。

 中国では、山東(Shandong)省の鉱山で落盤事故が数週間前に起きたばかりで、鉱山事故のニュースは絶えないものの安全基準がしばしば軽視されている。(c)AFP