北朝鮮「水爆実験」、国連安保理が制裁強化で一致
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【1月7日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は6日、北朝鮮による水爆実験成功の発表を受け、メンバー15か国が北朝鮮に対する制裁を強化することで一致した。
安保理は声明文のなかで、北朝鮮の「地下実験を強く非難する」と述べ、実験を「国際平和と安全に対する明白な脅威」と評した。また、「さらなる重大措置」を含めた新決議案の作成への着手を表明した。
6日の安保理会合は、北朝鮮への制裁強化に積極的な米国と日本の要請により非公開で行われ、各国国連大使らは北朝鮮が初めて核実験を実施した2006年以降に科せられていた制裁措置の強化に向けた協議が進行中だと認めた。
水爆実験成功との北朝鮮の発表は、同国の主要同盟国である中国を含めた国際社会から、ただちに非難を集めた。潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)国連事務総長は北朝鮮に「さらなる核活動の中止を求める」と述べ、韓国の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領は実験を「重大な挑発」と評して国際社会に強い対応を呼び掛けた。
一方、米国は初期分析の結果が実験の成功と「一致しない」として北朝鮮の主張を否定している。(c)AFP/Carole LANDRY、Jung Ha-Won