【1月5日 AFP】アフガニスタン北部マザリシャリフ(Mazar-i-Sharif)で起きた武装集団によるインド領事館襲撃事件は、発生から25時間後の4日夜、襲撃犯3人全員が殺害されて終結した。地元当局が明らかにした。

 現在も犯行声明は出ていない。事件では、インド領事館が近くの建物に陣取った武装集団の襲撃を受け、治安当局との銃撃戦に発展。少なくとも警官1人が死亡し、11人が負傷した。

 一方、首都カブール(Kabul)では4日、旧支配勢力タリバン(Taliban)が国際空港近くにある外国人の民間請負人らの住宅施設でトラック爆弾を爆発させ、数十人が負傷する事件が発生。さらに同じ地域ではこの数時間前にも、男が自爆する事件が起きていた。

 また、パキスタンとの国境に近いインド北部パンジャブ(Punjab)州ではこれに先立つ2日、イスラム過激派とみられる武装グループが空軍基地を襲撃。14時間に及ぶ銃撃戦で兵士7人が死亡した。(c)AFP/Hamid Fahim