【12月31日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のニューヨーク・ニックス(New York Knicks)に所属するフォワードのクリアンソニー・アーリー(Cleanthony Early)が銃撃被害に遭ったことが、30日、各種報道と球団の発表によって明らかになった。

 アーリーは米ニューヨーク(New York)市内のストリップバーを出た直後、強盗目的とみられる集団に脚を撃たれた。球団の発表によれば、命に別条はないという。

 CBSテレビと日刊紙ニューヨーク・ポスト(New York Post)によれば、24歳のアーリーはストリップバーを訪れた後、配車サービスのウーバー(Uber)を使って帰途につこうとしたところを襲われた。

 事件現場はクイーンズ(Queens)地区で、顔に覆面をした武装集団が、複数台の車でアーリーの乗り込んだ車を取り囲むと、身に着けていた金の鎖、さらには金歯を奪っていった。そして強盗の過程で、アーリーは脚を撃たれた。

 ニューヨーク市警(NYPD)は同日、広報を通じてクイーンズで24歳の男性が銃で撃たれたと発表したが、被害者の氏名は明らかにしなかった。

 市警はAFPに対し、「男性は病院へ搬送されました。逮捕には至っていません。現在も捜査中です」と話している。

 事件について、ニックスはツイッター(Twitter)で短文の声明を出し、「今朝、クリアンソニー・アーリーの身に起こったことは把握しています。命が危ないわけではないとの知らせに安どしています」と話した。

 ニューヨーク・ブロンクス(Bronx)出身のアーリーは、今季がニックスで2年目のシーズンを送っている。(c)AFP