【12月31日 AFP】15-16スペイン1部リーグは30日、第17節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は4-0でレアル・ベティス(Real Betis)を下した。

 普段よりも短い中断を挟んで再開されたリーグ戦で、バルセロナはリオネル・メッシ(Lionel Messi)がクラブ通算500試合出場を自らの得点で祝い、首位を守ることに成功した。

 試合前、先日の15クラブW杯(2015 FIFA Club World Cup)を含む5大会のトロフィーを並べ、2015年のタイトル獲得を祝福したバルセロナは、アンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が欠場となったため、メッシがキャプテンマークを巻いて試合に臨んだ。

 メッシは、「最高の1年だったし、望んでいたような終わり方ができた」と話した。

「今年よりもさらに良くするのは難しいけど、僕たちはいつも、そうしようと努めている。すごい選手たちのそろったチームだし、勝ち続けたいという意欲を持っている」

 とはいえ、試合の入りがよかったのはベティスの方で、バルセロナの先制点は幸運な形でもたらされた。

 裏へのボールをパンチングでクリアしたベティスのGKアントニオ・アダン(Antonio Adan)は、メッシと交錯したものの、明らかにボールに対してプレーしていた。にもかかわらず、イニャキ・ガリード(Inaki Vicandi Garrido)主審はペナルティースポットを指さし、全員をあぜんとさせた。

 このPKで、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のキックはバーに弾かれたものの、イヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)とこぼれ球を競り合ったハイコ・ヴェステルマン(Heiko Westermann)が自軍ゴールにボールを蹴り込んでしまった。

 不運なベティスを尻目にバルセロナの得点ラッシュが始まり、ネイマールとのワンツーからメッシがクラブ通算425ゴール目を決めた。

 後半に入ると、開始1分と経たないうちに、セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)のパスを受けたルイス・スアレス(Luis Suarez)が冷静に3点目を奪取。最後は後半38分に再びスアレスがゴールを挙げて試合を締めくくった。

 この日の4得点で、バルセロナは年間の得点数を史上最多となる180ゴールに伸ばしている。

 同日の試合で、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が終盤の2ゴールでラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)を下し、バルセロナと勝ち点で並んでいるが、得失点差でバルセロナが首位に立っている。

 またラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督の解任論が噴出しているレアル・マドリード(Real Madrid)は、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がPKを失敗したものの、2度目のPKを含む2得点を挙げて3-1でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)に勝利し、バルセロナを勝ち点2差で追っている。(c)AFP/Kieran CANNING