【12月26日 AFP】2015年に亡くなった主なスポーツ界の著名人。

ラグビー

■ジョナ・ロムー(Jonah Lomu

 ラグビー界の世界的なスーパースターの先駆者となったロムー氏は、11月18日に40歳で突然この世を去った。「ラグビー界の伝説」の死を、多くの人が悲しんだ。

 たくましい体をした元ニュージーランド代表のロムー氏は、ラグビーを近代化させた。19歳45日と史上最年少でオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)に選出されると、翌1995年のW杯南アフリカ大会では名声をつかんだ。

 身長196センチ、体重120キログラムの体格ながら、全盛期には100メートルを10秒8で駆け抜け、スピードとパワーのコンビネーションで相手を恐れさせた。

 1994年から2002年にかけテストマッチ63試合に出場したロムー氏は、通算37トライを挙げている。

 その一方でまれな腎臓の病気であるネフローゼ症候群と診断され、2004年には腎臓移植を受けていた。

野球

■ヨギ・ベラ(Yogi Berra

 ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)を象徴する捕手で、気取らない発言で知られるベラ氏は、9月22日に亡くなった。90歳だった。

 現役時代にはオールスターゲーム15回出場、通算10度のワールドシリーズ制覇を遂げ、最優秀選手(MVP)賞を3度受賞。野球殿堂(Baseball Hall of Fame)入りを果たしている。

バスケットボール

■フリップ・サウンダーズ(Phil "Flip" Saunders

 ミネソタ・ティンバーウルブス(Minnesota Timberwolves)の球団社長兼ヘッドコーチ(HC)だったサウンダーズ氏は、悪性腫瘍で10月25日になくなった。60歳だった。

 サウンダーズ氏は35年間に及ぶ指揮官人生で、通算1000勝以上を挙げた。

サッカー

■ジュニオール・マランダ(Junior Malanda

 才能に恵まれたベルギーU-21代表のマランダは、1月10日に交通事故で亡くなった。20歳だった。

 マランダは所属するドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)の南アフリカで行われるウインターブレーク中の合宿のため、ハノーバー空港(Hannover Airport)へ向かう途中、事故に遭った。

水泳

■カミーユ・ムファ(Camille Muffat

 ロンドン五輪の競泳女子400メートル自由形で金メダルを獲得したムファ氏は、3月9日にアルゼンチンでリアリティー番組の撮影中だったヘリコプター2機が空中衝突した事故で亡くなった。25歳だった。

 この事故ではフランスのセーリング選手のフロランス・アルトー(Florence Arthaud)氏、ボクシング選手アレクシ・バスティーヌ(Alexis Vastine)氏も亡くなった。

フォーミュラワン(F1)

■ジュール・ビアンキ(Jules Bianchi

 才能豊かで人気の高かったビアンキは、2014年の日本GP(Japan Grand Prix 2014)決勝でクラッシュを起こし、頭部を負傷。今年7月17日に仏ニース(Nice)の病院で亡くなった。25歳だった。

 2013年にマルシャ(Marussia F1 Team)へ加入したビアンキは、通算34度グランプリに出走した。

 F1ドライバーがグランプリ中の事故で他界したのは、1994年のアイルトン・セナ(Ayrton Senna)氏以来となっている。(c)AFP