【12月22日 AFP】15-16NBAは21日、各地で試合が行われ、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)は102-105でブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)に敗れた。

 この試合でヨアキム・ノア(Joakim Noah)が負傷退場となる中、ブルズのパウ・ガソル(Pau Gasol)はチームに対して危機感の欠如を訴えた。

 今季低迷しているネッツがロードでの連敗を8で止めて成績を8勝20敗とした一方で、ブルズは3連敗を喫して15勝11敗に後退している。

 ガソルは、ネッツの激しさに対してチームが苦戦を強いられる場面が多かったと振り返った。

「ふがいない場面が多かった」とコメントしたガソルは、「危機感の問題だ。うちがほとんど主導権を握っている試合では、崖っぷちに追い込まれても、形勢を立て直してチャンスを模索できる」と話した。

「だけど、時には手遅れになることもある。その課題に取り組み、修正と改善を施していかなければならない。チームには変化が必要だ」

 しかし、追い求める変化はスター選手であるノアの代わりを探すことになる恐れがある。

 それまでに4得点、8リバウンド、8アシストを記録していたノアは、第3クオーターの終盤に左肩の痛みを訴えてコートを去ったまま戻らず、22日に再検査を受ける予定となっている。

 60対60の同点となって以降、ネッツは21得点する間に失点を9に抑え、その後は逆転を許さなかった。

 ブルック・ロペス(Brook Lopez)が21得点12リバウンドの活躍をみせたネッツに対し、ブルズはジミー・バトラー(Jimmy Butler)が24得点、ガソルが20得点9リバウンド2ブロックを記録した。(c)AFP