【12月22日 AFP】15NFLは21日、第15週の1試合が行われ、デトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)は35-27でニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)に勝利した。

 ともにプレーオフ進出の道が断たれている両チームの対戦で、ライオンズはQBマシュー・スタッフォード(Matthew Stafford)が3本のタッチダウンパスを通し、セインツを切り裂いた。この試合の結果、ライオンズとセインツはともに5勝9敗となった

 スタッフォードはこの日25本中22本のパスを通し、1試合でのパス成功率で球団最高記録を樹立。第3クオーターまでに3本のタッチダウンパスを記録し、ライオンズは一時28-3とリードした。

 それでもセインツは本拠地のファンの前でQBドリュー・ブリーズ(Drew Brees)が奮闘。2本のタッチダウンパスを決めて28-20まで詰め寄ったが、その後両チームが1つずつタッチダウンを記録し、勝負は決した。

 ブリーズはこの日最初のタッチダウンとなったブランディン・クックス(Brandin Cooks)へのパスで、NFL史上4人目となる通算6万ヤード獲得を達成した。過去にこの記録を達成しているのはダン・マリーノ(Dan Marino)氏、ペイトン・マニング(Peyton Manning)、ブレット・ファーヴ(Brett Favre)氏のみとなっている。

 またブリーズは、NFL史上初となるパスでの10シーズン連続4000ヤード獲得を達成するとともに、自身が持つタッチダウンパス成功の連続試合記録を52試合に伸ばしている。(c)AFP