【12月21日 AFP】女子テニス世界ランク9位のルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)が、来年1月に豪パース(Perth)で行われる男女混合国別対抗戦の第28回ホップマンカップ(Hopman Cup XXVIII)を欠場するという。

 9月に細菌感染症で入院したサファロバは、フェイスブック(Facebook)ページで「細菌感染の合併症により、プレーできる状態ではありません。そのために、ホップマンカップを欠場します」と発表した。

 サファロバによれば、世界ランク11位のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova)が代役を務めることになるという。来月3日に開幕する大会に、チェコ代表として出場するプリスコバは、男子の世界41位イリ・ベセリ(Jiri Vesely)とタッグを組むことになる。

 全仏オープンテニス(French Open 2015)で準優勝を果たしたサファロバだが、細菌感染症の影響でプレーを離れると、10月に行われたシーズン最終戦のWTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Finals Singapore 2015)でも、ラウンドロビン敗退に終わった。

 サファロバは翌月、国別対抗戦フェドカップ(2015 Fed Cup)ワールドグループ1部の決勝に出場したが、左手首の腱鞘(けんしょう)炎により、試合ではプレーしなかった。

 ホップマンカップは欠場するサファロバだが、同じく1月の「全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)開幕には間に合わせたい」としている。(c)AFP