【12月19日 AFP】サッカー元オランダ代表指揮官のフース・ヒディンク(Guus Hiddink)氏は18日、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督を解任したイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)と、暫定監督就任の話し合いを行っていることを認めた。

 チェルシーのロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)オーナーは、長期的にチームを託す指揮官を探す間、今季終了まで暫定的に指揮を執る一番手の候補としてヒディンク氏を考えている。

 オランダの大衆紙テレグラフ(De Telegraaf)は、69歳のヒディンク氏とチェルシーの幹部が、18日に英ロンドン(London)のホテルで初めて会ったと報じている。

 2009年、ルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)氏の解任に伴いチェルシーの暫定監督に就任した経験を持つヒディンク氏は、指揮を執った3か月の間にFA杯(FA Cup 2008-09)を制し、チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)では4強入りを果たしている。

 多くの報道では就任に前向きとされているヒディンク氏だが、チェルシーのオファーを受け入れるかどうか判断している段階だと明かしている。

 テレグラフのオンライン版はヒディンク氏が、「(チェルシー側から)できる限り多くの情報が欲しい。今起きているチェルシーの惨状にはその理由がある。私は最初にそれらの理由を理解してから決断を下したい」と語ったと伝えている。

 また、ヒディンク氏は、契約が合意しても今週末から正式にチームを率いる意志はないとしているが、19日に本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で行われるサンダーランド(Sunderland AFC)戦を観戦する可能性を示唆している。

「試合観戦は最初の会談次第だ。話し合いのためにロンドンにもっと長く滞在するかどうかは、最初の会談によって決まる」

 なお、チェルシーからはモウリーニョ監督のコーチング・スタッフも去っており、サンダーランド戦のメンバーはスティーブ・ホランド(Steve Holland)コーチが決定することになる。(c)AFP