【12月17日 AFP】アルゼンチンラグビー協会(UAR)は16日、2016年から世界最高峰のスーパーラグビー(Super Rugby)に参戦する同国のチーム名が「ジャガーズ(Jaguares)」に決定したと発表した。

 スーパーラグビーでは、新シーズンから既存の15チームに加え、アルゼンチンのジャガーズ、日本のサンウルブズ(Sunwolves)、南アフリカのキングズ(Southern Kings)が参戦し、チーム数が18チームまで拡張されることになっている。

 また、大会の新フォーマットでは、近隣のライバル同士の試合数が増えるように変更されている。

 UARのグレッグ・ピータース(Greg Peters)ゼネラルマネジャー(GM)は、ジャガーズの布陣がアルゼンチン出身選手のみで構成される予定であると述べている。

 ピータース氏は16日の記者会見で、「ジャガーズには、外国人選手は一人も含まれないだろう」と明かした。

「この数年間で、アルゼンチンラグビーは素晴らしい功績を残している」

 ジャガーズの主将には、イングランド(England)のウスター・ウォリアーズ(Worcester Warriors)でプレーしていたHOアグスティン・クレビ(Agustin Creevy)が任命される予定。さらに、ポール・ペレス(Paul Perez)監督のアシスタントコーチ陣には、元アルゼンチン代表スタンドアウトのフェリペ・コンテポーミ(Felipe Contepomi)氏が加わることになっている。

 すでに30人の選手がジャガーズと契約を結んでおり、その中にはフランスのRCトゥーロン(RC Toulonnais)で欧州ラグビーチャンピオンズカップ(European Rugby Champions Cup)を制したニコラス・サンチェス(Nicolas Sanchez)とフアン・マルティン・エルナンデス(Juan Martin Hernandez)も含まれている。

 ジャガーズは今後、計45人の選手を登録してスーパーラグビーに臨むことになる。(c)AFP