【12月16日 Relaxnews】ホテルの平均宿泊料金が世界で最も高いのは、米ニューヨーク(New York)と米ボストン(Boston)の1泊275ユーロ(約3万6600円)──オンライン旅行会社「ホテル・リザベーション・サービス(HRS)」が今年7~9月に集めたデータから、こんな結果が明らかになった。3番目に高かったのは、米サンフランシスコ(San Francisco)の241ユーロ(約3万2100円)だった。

 夏休みのシーズンに当たる第3四半期には、ホテルの宿泊料金が世界各地で軒並み上昇。中国と米国では上昇率が2桁を記録し、ボストンでは34.8%、ニューヨークでは29.7%に達した。

 一方中国では、1.3%増となった上海(Shanghai)の93ユーロ(約1万2400円)と、3.5%減となった特別行政区マカオ(Macau)の137ユーロ(約1万8300円)を除き、20%以上も上昇。また、東京でも1泊当たりの宿泊料金は34.9%増の174ユーロ(約2万3200円)だった。

■欧州のホテルはさらに割高

 ホテルの宿泊料金の上昇傾向は欧州でもみられた。欧州では今年、ミラノ国際博覧会(Expo Milano 2015)やラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)など、さまざまな世界的イベントが開催されたため、同地域の各ホテルが今夏、宿泊料金をつり上げたのは驚くほどのことではないかもしれない。

 この傾向は特に南欧で当てはまり、イタリア・ミラノ(Milan)では、1泊当たりの宿泊料金が19.9%増の128ユーロ(約1万7000円)、スペイン・バルセロナ(Barcelona)では7.1%増の121ユーロ(約1万6100円)、ポルトガル・リスボン(Lisbon)では7.6%増の99ユーロ(約1万3200円)だった。

 一方で、北欧のスウェーデン・ストックホルム(Stockholm)では、11.5%増の136ユーロ(約1万8100円)だった。

 今回の調査は、世界150都市の宿泊料金および統計処理されたHRSの顧客全員の予約データを基に行われた。(c)Relaxnews/AFPBB News