【12月15日 AFP】15クラブW杯(2015 FIFA Club World Cup)で通算3度目の優勝を狙うFCバルセロナ(FC Barcelona、スペイン)が14日、横浜市内で練習を行った。

 来日初日の軽めの練習をこなしたバルセロナの選手たちはトレーニング後、日本のファンにもみくちゃにされた。

 内転筋を痛めているネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は休養したものの、前線でトリオを組むリオネル・メッシ(Lionel Messi)やルイス・スアレス(Luis Suarez)らは、17日に行われる準決勝の広州恒大(Guangzhou Evergrande FC、中国)戦を控え、リラックスした様子を見せた。

 セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)は記者団に対し、「広州は力があることを示したことは間違いない。ブラジル人選手を含め実力のある選手がいることは分かっているし、僕らは試合を軽く見てはいない。再びタイトルを取るために日本に来たのだから、自分たちのサッカーをできることを願っている」とコメントした。

「肝心なのは時差ぼけに対応すること。それをしっかりできれば、準備は整っているから行けるよ。簡単ではないことは分かっているけれどね」

 選手たちは短い時間、写真撮影やファンへのサインに応じた。約200人のファンたちから最も大きな歓声を浴びていたのは、メッシとアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)だった。(c)AFP/Alastair HIMMER