■強豪との対戦を避けたい各クラブの思惑

 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長は、「われわれにとって素晴らしく、あまり難しくはない抽選結果になってくれればと願っている。そうなれば、新年は楽観的な見通しが立てられるからね」と述べ、ユベントスやPSGのような強豪チームとベスト16で対戦することは避けたいとしている。

 一方、PSGのローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督は、ベスト16の組み合わせ抽選について、「BとBだけは避けたい」とコメントし、前回王者バルセロナとドイツ・ブンデスリーガ1部で首位を独走するバイエルンとは対戦したくないと明かした。

 13日の試合でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)を5-1で退け、開幕戦から続く国内リーグ戦の無敗記録を伸ばしたブラン監督は、「ここまで勝ち残ったチームは、すべて強敵だ。でも、ポッド2に入った全チームは、優勝候補の本命2チームとの対戦を避けたいと考えているはずだ」と見解を示した。

 アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が指揮を執るアーセナルは、グループリーグで最悪のスタートを切りながらも、先日の最終節でオリンピアコス(Olympiacos)に3-0で勝利し、16季連続となる大会16強入りを果たした。

 アーセナルは過去5シーズン、すべて決勝トーナメント1回戦で敗退している。しかし、イングランド代表のセオ・ウォルコット(Theo Walcott)は、今大会ではもっと勝ち進める自信があると語っている。

「誰がプレーするのかなんて関係ない。僕らが正しい姿勢で戦うことができれば、いつだって、どんな相手でも倒すことができる」

 ウォルコットは、決勝トーナメント1回戦でASモナコ(AS Monaco)にアウェーゴール差で敗れた昨季を引き合いに出し、「どこが相手でも、彼らをリスペクトしなければならない。前回の僕らは、モナコに対するリスペクトが欠けていた」と話した。

「対戦チームがどこに決まっても、難しい戦いになるはずだ」

(c)AFP/Martyn WOOD