【12月14日 AFP】15-16フランス・リーグ1は13日、第18節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は5-1でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に大勝し、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が、今季リーグ戦での通算得点を14に伸ばした。

 リヨンのGKアントニー・ロペス(Anthony Lopes)は、序盤にイブラヒモビッチやエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)のシュートを止めるなど好セーブを見せていたが、前半11分、チアゴ・シウバ(Thiago Silva)のロングパスをマプ・ヤンガ・ムビワ(Mapou Yanga-Mbiwa)がクリアし損ねると、これをイブラヒモビッチが流し込んでPSGが先制した。

 その6分後には、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)の正確なキックにセルジュ・オリエ(Serge Aurier)が頭で合わせ、PSGが2点目を追加。

 それでも前半24分、リヨンのジョーダン・フェリ(Jordan Ferri)が約30メートルの距離から豪快なシュートを放つと、PSGの守護神ケヴィン・トラップ(Kevin Trapp)が止めきれずにネットを揺らしてしまった。

 しかしレベルの差は歴然で、PSGは後半にもカヴァーニ、イブラヒモビッチ、途中出場のルーカス・モウラ(Lucas Rodrigues Moura da Silva)が得点した。

 最後の5点目はロスタイムに決まったもので、ディ・マリアの素晴らしいアシストから、抜け出したモウラが蹴り込んだ。

 PSGは、3月からリーグ戦の27試合で無敗を継続しており、シーズン前半の最多勝ち点記録も更新することになりそうだ。リーグ1では、2006年にリヨンが勝ち点50でシーズンを折り返しているが、PSGはすでに同48まで到達しており、次節のカーン(SM Caen)戦に勝利すれば新記録が樹立できる。(c)AFP