■今後の過密日程を見据え主力を温存

 バルセロナはメンバーを落として試合に臨み、ユベントス(Juventus)と対戦した前回大会決勝に出場した選手のうち、先発したのはマルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)、イヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)、ジョルディ・アルバ(Jordi Alba)、そしてキャプテンマークを巻いたメッシの4人だけだった。

 カメルーン出身で19歳のウィルフリッド・カプトゥーム(Wilfrid Kaptoum)がチャンピオンズリーグ初出場を飾り、これが同大会3試合目の出場となるセルジ・サンペール(Sergi Samper)を先発で起用するなど、バルセロナは今後に向けたテスト色の強い布陣となった。

 主力組では、スペイン代表のアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)とジェラール・ピケ(Gerard Pique)は招集メンバーからも外れ、またダニエウ・アウベス(Daniel Alves)も出場停止のためベンチ入りしなかった。

 さらにブラジル代表のエース、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は、前日練習の最中にそ径部を負傷したためこちらもメンバー外。ルイス・スアレス(Luis Suarez)は90分間をベンチで過ごした。

 もっとも、こうした選考は理解のできるものだった。バルセロナにはこれから過密スケジュールが待っており、17日には日本でクラブW杯(2015 FIFA Club World Cup)の準決勝を戦うことになる。

 バルセロナのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、「シーズンの大半でプレーしてきた選手を休ませたかった。それでも、絶対に勝たなくてはならないチームを相手にするなかで、良い兆候もいくつか見られた」と語っている。

「この試合は、われわれがどれだけやれるかというリトマス試験紙だった。2、3人の若手は、チャンピオンズリーグの舞台でよくやっていた」

「勝ちたいと思ってはいたが、レバークーゼンも捨て身で勝ちに来ていたし、われわれがすでに突破を決めていたことを考えれば、あまり多くを求めるのは酷というものだろう」

(c)AFP/Ryland JAMES