CO2抑制戦略は、従来型の化石燃料の利用効率の向上、風力、太陽光、水力、地熱、原子力などの低排出またはゼロ排出のエネルギー源への移行に重点を置いている。

 2015年に予測されているCO2排出量の減少は、世界第1位の温室効果ガス排出国、中国の石炭使用量の減少が主な要因となっている。

 中国のCO2排出量増加率は、過去10年間で年間7%近くまで上昇した後、2014年に1.2%にまで減速、2015年にはマイナス3.9%となる可能性がある。

 中国のエネルギー需要は急速に拡大し続けている。だが、過去2年間の一次エネルギー使用量の増加分の60%近くは、再生可能エネルギーと原子力で賄われた。

 世界15か国、約30の科学研究機関からなる気候変動対策プロジェクト「Deep Decarbonization Pathways Project」(DDPP)のジム・ウィリアムズ(Jim Williams)理事長は「将来の排出量は、今日の低所得経済圏が大量のCO2排出を伴う発展の道を進むのか、それとも先進国の支援を得て最初からクリーンなエネルギーシステムを構築するのかによって大きく違ってくる」と指摘した。(c)AFP/Marlowe HOOD