【12月2日 AFP】男子ゴルフ元世界ランク1位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が1日、腰の神経痛を和らげるために2度の手術を受けてから、まだボールを打つ練習に戻れていないことを明かし、ツアー復帰の時期も未定だとコメントした。

 自身の財団が主催するヒーロー・ワールドチャレンジ(2015 Hero World Challenge)開幕を前に、ウッズは、復帰のめどが立たないことについてのいら立ちを語った。

「(復帰時期についての話は)質問と回答が難しい。答えられないんだ。復帰のめどは立っていない。それが一番つらいことだ。目指すものが何もないんだからね」

 かつては、世界ランク1位を歴代最長となる623週保持したウッズだが、ここ数年は不調が続き、現在同400位まで転落している。

 ウッズは9月、神経を圧迫していた椎間板の小さな破片を取り除く手術を受け、翌月には、同箇所の違和感を緩和するために再びメスを入れた。

 これらの処置は、昨年3月31日に受けた最初の手術と同様の手順で行われたという。

 故障を抱えるウッズは今年、わずか11大会に出場するにとどまり、昨年の7大会に続き、ツアーで見る機会が少なかった。

「他の手術とは違う」としたウッズは、「神経の手術は日程を立てることが難しいんだ」と話している。(c)AFP