【11月29日 AFP】アフリカ西部マリのキダル(Kidal)で28日、国連平和維持活動(PKO)部隊の基地がロケット弾による攻撃を受け、PKO要員2人を含む3人が死亡した。マリでは8日前にも首都バマコ(Bamako)のホテルでイスラム過激派組織によるホテル立てこもり事件が発生したばかり。

 国連マリ多次元統合安定化派遣団(MINUSMA)当局者は、「未明、キダルにあるわれわれの基地がテロリストのロケット弾攻撃を受けた」と公表し、ギニア人のPKO要員2人とUNで働く民間契約労働者1人が死亡したと付け加えた。地元政府当局者も公表内容を確認した。

 MINUSMAは後に公表した声明で死者数を確認し、さらに20人が負傷、そのうち4人が重傷を負ったと述べた。

 イスラム過激派武装勢力「アンサール・ディーン(Ansar Dine)」はAFPの電話取材に、今回の基地攻撃には同勢力が関与していると話した。幹部の1人は、今回の攻撃は「イスラムの敵によるわれわれの土地への侵略に応じたもの」だと語った。

 バマコのホテル、「ラディソン・ブル(Radisson Blu)」では今月20日、170人の宿泊客とホテル従業員が9時間にわたり人質にとられ、14人の外国人を含む20人が死亡した立てこもり事件が発生している。事件ではその後マリ、仏、米軍がホテルに突入して人質を解放し、容疑者2人を殺害した。(c)AFP