【11月23日 Relaxnews】欧州の人たちが有給休暇を満喫している一方で、韓国の人たちは仕事中毒の傾向にあることが、オンライン旅行予約大手エクスペディア(Expedia)の最新調査で明らかになった。

 この調査は、世界各国の労働者9273人を対象に、年次有給休暇の日数と、実際に消化した日数を調べたもの。

 その結果、休暇の消化日数が最も少なく精力的に働いているのは韓国人だった。韓国の労働者は年間15日の有給休暇があるにもかかわらず、消化日数は平均でわずか6日間だった。韓国人回答者では67%が有給休暇の完全消化に罪悪感を覚えると答え、その理由を上司の理解が得られないためとしている。

 これに対し、ドイツ、フランス、スペイン、フィンランド、ブラジルの労働者たちは、ほぼ全員が約30日間の年次有給休暇を完全消化していた。

 一方、米国の労働者は、年間15日の有給休暇のうち4日間が未消化のまま消滅していることがわかった。同様にカナダの労働者も年次有給休暇の日数は平均15日だが、ほぼ全日数を消化している。(c)Relaxnews/AFPBB News