【11月22日 AFP】韓国の金泳三(キム・ヨンサム、Kim Young-Sam)元大統領が22日未明、入院先のソウル大病院(Seoul National University Hospital)で死去した。87歳だった。同病院が明らかにした。

 ソウル大学病院によると金元大統領は数日前、高熱のため同病院に入院。敗血症などにより22日午前0時すぎに死去した。

 韓国民主化運動の闘士と呼ばれた金元大統領は32年ぶりの「文民大統領」となり、1993年から98年まで大統領を務めた。在任中、韓国は94年の北朝鮮の核危機、97~98年のアジア通貨危機という2つの緊急事態に見舞われた。(c)AFP